こんにちは。虎之助です。
全世界的に決済サービスを提供するVISA(V)について紹介します
本記事では、(V)の個人的な評価【採点表】と、会社概要、配当、業績、アナリスト予想などについて解説します。
企業採点表(個人的見解)
早速ですが、企業評価表(個人的見解)です。
※あくまでも、個人的見解となり、ご自分の投資の参考にされるかは、自己判断でお願いします。
・増配年数14年、増配率(10年平均)22%
・配当性向尾21%と増配余力高く、積極的な自社株買いあり
・世界的決済サービス業で、寡占企業。『モート(堀)』高く、代替されにくい
・ただし、株価高く(高PER)、配当利回り低い(0.7%)ため、(星4つ)評価。
項目 | 数値 | 評価 | 備考 | |
配当 | 配当利回り | 0.70% | ✖ | |
増配年数(年) | 14年 | 〇 | ||
増配率(10年) | 22% | ◎ | ||
増配率(3年) | 15% | 〇 | ||
配当性向 | 21% | ◎ | ||
業績 | 売上高成長率(10年) | 10% | 〇 | |
当期純利益成長率(10年) | 16% | 〇 | ||
営業キャッシュフローマージン(5年平均) | 56% | ◎ | ||
Gross margin(直近四半期) | 76% | ◎ | ||
アナリスト 予想 |
売上成長率(3年) | 16% | 〇 | |
EPS成長率(3年) | 21% | ◎ | ||
Analyst consensus | Buy | 〇 | ||
株価 バリュエーション |
PER(倍) | 31倍 | ✖ | |
トータルリターン(過去5年) | 118% | 〇 |
企業概要
Visa Inc.は、決済テクノロジー企業として世界的に事業を展開しています。同社は、消費者、加盟店、金融機関、企業、戦略的パートナー、政府機関の間でのデジタル決済を促進。
同社は、決済取引の承認、清算、および決済を可能にする取引処理ネットワークであるVisaNetを運営しています。さらに、カード商品、プラットフォーム、付加価値サービスも提供しています。
Visa、Visa Electron、Interlink、VPAY、PLUSのブランドでサービスを提供しています。Visa Inc.はOoredooと戦略的契約を結び、カタールのVisaカード会員とOoredooの顧客に強化された決済体験を提供しています。
Visa Inc.は1958年に設立され、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構えています。
企業概要
会社概要 更新日: | 2022/8/9 |
社名 | Visa Inc. (V) |
ティッカーシンボル | V |
国籍 | United States |
業種 | IT Services |
セクター | Information Technology |
従業員数 | 21,500人 |
売上高 | 28.08B |
扱い証券会社 | SBI証券(〇) |
楽天証券(〇) | |
マネックス証券(〇) |
株価 | 213.32 |
PER | 31.42 |
予想PER | 24.57 |
PBR | 12.84 |
年間配当(利回り) | $1.50 (0.70%) |
配当性向 | 21% |
増配年数 | 14年 |
配当成長率 | (1年平均): 14.7% |
(3年平均): 14.6% | |
(5年平均): 17.9% | |
(10年平均): 21.72% |
株価
一年間の株価推移です。
2022年2月に株価のピークを付けてから、半年近くダラダラ下げており、高値を切り下げています。
現在も、200日移動平均線近くで頭を打ち、このまま再度50日移動平均線まで下がるリスクがあります。
トータルリターン(SP500指数との比較)
・トータルリターン(配当・キャピタルゲイン)比較表です。過去5年トータルリターンは、指数(SP500)を超過しています。
・Visa(V)(過去5年累計 118%) ※年平均24%
・SP500(過去5年累計 86%) ※年平均17%
配当・増配状況
配当利回り等の指標は以下の通りです。
配当利回りは(0.7%)と低いです。
但し、増配年数14年と、増配記録はそれほどながくありません。
配当性向(21%)と低く、増配余力が高いため、今後の増配継続に期待できます。
また、【10年平均増配率: 21.7%】と高いペースで増配を続けています。
株価 | 213.32 |
年間配当(利回り) | $1.50 (0.70%) |
配当性向 | 21% |
増配年数 | 14年 |
配当成長率 | (1年平均): 14.7% |
(3年平均): 14.6% | |
(5年平均): 17.9% | |
(10年平均): 21.72% |
一株当たり配当・増配率推移
一株当たり配当は、順調に右肩上がりとなっています。
【10年平均増配率: 21.7%】と長期の増配記録は高いです。
但し、2021年度の増配は、新型コロナによる業績停滞の影響で、増配率4.8%と小幅になりましたが、2022年度には、増配率17.5%と高い増配率に復帰(グラフに反映されていません)し、安心できます。
配当安全性
配当安全性確認のため、【一株当たり配当】が【EPS】【フリーCF】範囲内か以下グラフで確認します。
一株当たり配当(橙色)は、EPS(青線)、フリーキャッシュフロー(灰色線)の範囲内で、配当安全性は高いです。
配当性向21%と低いため、増配余力はあり、今後も高い増配率を維持することを期待できます。
業績・財務状況
売上・利益・(年次)
売上・営業CF・純利益とも、基本的に右肩上がりで増加しており、問題ありません。
売上高成長率は、【5年平均: 10%】となり、それほど高くはなく、成熟企業と言えます。
2020年度に新型コロナによるロックダウン影響でマイナス成長になてちますが、回復しています。
売上・利益・(四半期)
(四半期)決算でも、売上・営業CF・純利益とも、基本的に右肩上がりで増加しており、問題ありません。
2021年後半より、新型コロナよりの回復を受け、売上を伸ばしています。
営業キャッシュフロー(年次)
営業CFは、基本的に右肩上がりで着実に増加しており、問題ありません。
営業CFマージン(左グラフ黄色折線)は、【5年平均56%】と非常に高く素晴らしい数値です。
※(備考)営業CFマージンの目安は(15~35%)あれば理想的です。
営業CF成長率(右グラフ)は、【5年平均26%】と非常に高く素晴らしい数値です。
アナリスト予想・株価バリュエーション
アナリスト予想
アナリスト予想(売上)
アナリスト予想(売上)は、右肩上がりで増加しており、好印象です。
アナリスト予想売上高成長率は、【3年平均: 16%】となり、非常に高いです。
アナリスト予想(EPS成長)
アナリスト予想(EPS)は、右肩上がりで増加しており、好印象です。
アナリスト予想EPS成長率は、【3年平均: 21%】となり、非常に高く素晴らしい数値です。
アナリスト株価予想
48人の株式アナリストによると、Visa Inc.の12ヶ月の平均株価予想は265.16ドルで、26.11%の上昇を予測しています。最低目標は206.04ドルで、最高目標は310.8ドルです。アナリストの平均的な評価は、Visa Inc.の株式は「買い」です。
株価バリュエーション(PER推移)
現状PERは、 31 倍
過去10年平均PERは、 33 倍
PERは過去10年平均PERより<低い>。 株価は若干割安です
【再掲】企業採点表(個人的見解)
早速ですが、企業評価表(個人的見解)です。
※あくまでも、個人的見解となり、ご自分の投資の参考にされるかは、自己判断でお願いします。
・増配年数14年、増配率(10年平均)22%
・配当性向尾21%と増配余力高く、積極的な自社株買いあり
・世界的決済サービス業で、寡占企業。『モート(堀)』高く、代替されにくい
・ただし、株価高く(高PER)、配当利回り低い(0.7%)ため、(星4つ)評価。
項目 | 数値 | 評価 | 備考 | |
配当 | 配当利回り | 0.70% | ✖ | |
増配年数(年) | 14年 | 〇 | ||
増配率(10年) | 22% | ◎ | ||
増配率(3年) | 15% | 〇 | ||
配当性向 | 21% | ◎ | ||
業績 | 売上高成長率(10年) | 10% | 〇 | |
当期純利益成長率(10年) | 16% | 〇 | ||
営業キャッシュフローマージン(5年平均) | 56% | ◎ | ||
Gross margin(直近四半期) | 76% | ◎ | ||
アナリスト 予想 |
売上成長率(3年) | 16% | 〇 | |
EPS成長率(3年) | 21% | ◎ | ||
Analyst consensus | Buy | 〇 | ||
株価 バリュエーション |
PER(倍) | 31倍 | ✖ | |
トータルリターン(過去5年) | 118% | 〇 |
以上、参考になれば幸いです
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