最近のCOVID-19(新型コロナウィルス)影響で、米国株式市場が大きく調整しています。
この機会に高配当の優れた企業を購入したいと考えていますが、一番の購入候補がPRU(プルデンシャルファイナンシャル)です。
現在配当利回り【7.55%】まで株価は下がっており、今月中にタイミングを見て1万ドル程度の打診買いをする予定です。
1.PRU(プルデンシャルファイナンシャル)企業概要
企業名 | プルデンシャル ファイナンシャル |
ティッカーシンボル | PRU |
従業員数 | 51,511人 |
企業URL | https://www.prudential.com/welcome-back |
業種 | 保険(生命・健康) |
売上高 | 65,122MUS$ |
株価 | 58.24 USD (2020年3月9日時点) |
PER | 5.76倍 |
配当利回り | 7.55% |
予想一株配当 | 4.4US$ |
増配年数 | 12年 |
配当性向 | 43% |
アメリカのメットライフ(MET)に次ぐ巨大保険会社です。
現在、COVID19の影響で5年ぶり安値を更新しています。
2.企業業績推移
モーニングスターよりデータを抽出しグラフ化しました。
2012年と2013年にデコボコしていますが、基本的に売り上げは綺麗な右肩上がりです。
見ずらいですが、純利益は横ばいです。保険会社はこんなものですかね。
キャッシュフローは年により増減しますが、営業キャッシュフローマージンは20%以上を保っており、非常に良い数字と思います。
3.配当安全性・持続性(10年増配記録・43%配当性向・
2020年の年間予想配当金は【4.4US$】となり、現在の株価で計算すると、配当利回りは(7.55%)です。
DPS(一株配当金)とEPS、フリーCFPSの推移です。
DPSはEPS範囲内で収まっており、フリーキャッシュフローは大きく上回っており、配当安全性は高いように見えます。
もう少し見やすいグラフを作りました。
オレンジのDPS(一株配当金)に対し、EPSとフリーCCFPSが大きく上回っており、同様に配当安全性が高いように見えます。
※2013年はEPSがDPSを下回っていますね。ただ、フリーCFPSが上回っているので、問題ないでしょう。
2009年に一旦増配記録は途切れますが、それ以降は増配を重ね、増配年数は【12年】と実績はあります。
2019年からの増配率は【10%】です。
また、自社株買いも積極的に行っており、以下が発行済み株式数量推移です。
4.リスク
以上の通り、配当狙いとしては、素晴らしい企業と思われます。
但し、心配なのは、米国10年債利回りの歴史的下落で、収益が落ちないかが心配です。
どの程度の影響が出るか、虎之助はわからないので、今後の決算を注視する必要があります。
以上、参考になれば幸いです
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